「この製品に合う素材が見つからない」
「素材は決まっているけれど、加工方法が分からない」
「品質は維持したいが、コストを下げたい」
「材料だけでなく、加工までまとめて相談したい」
モノづくりの現場では、このような悩みが数多くあります。
当社が大切にしているのは、単に「素材を販売する」ことではありません。
お客様が抱えている課題を一緒に考え、素材の選定から加工方法まで含めて、より良いものづくりの形をご提案することを第一に考えています。

当社は、PVCレザーや合成皮革をはじめ、ポリエステル・ナイロンなどの合成繊維、フィルム、ターポリン、フェルト、ウレタンフォームなど、幅広い素材を取り扱っています。
家具・インテリアをはじめ、鉄道・バスなどの車両関連、医療・介護、バッグ・雑貨など、さまざまな分野において素材をご提案してきました。
しかし、素材だけでは解決できない課題もあります。
例えば、「この形にきれいに仕上げたい」「縫製ではなく別の方法で接合したい」「表面に柄を入れたい」「クッション性を持たせたい」といったご要望です。
そこで重要になるのが「加工」という視点です。
・素材にプリントを施す
・キルティングする
・ラミネートする
・抜き加工をする
・ウェルダー溶着する
・縫製する
・成形する
上記以外にも、素材の特性と用途を考えながら加工方法を組み合わせることで、素材単体では実現できなかった機能やデザイン、使いやすさを生み出すことができます。
「どの素材を使うか」だけではなく、「どのように加工するか」まで考えることで、製品そのものの完成度を高めることができます。
私たちが目指しているのは、素材メーカーや加工会社の枠にとらわれない「ものづくりの相談相手」です。
お客様からいただく「こんなことはできないか?」という一つの相談を出発点に、素材を探し、加工方法を検討し、協力工場と試作を行い、量産までつなげていく。
そこには、長年培ってきた素材に関する知識と、さまざまな加工会社とのネットワークがあります。

もう一つ大切なのが、『素材ありき』で考えないことです。
最初から特定の素材に限定するのではなく、
「何に使うのか」
「どんな環境で使うのか」
「何が問題なのか」
を確認する。
耐久性なのか、難燃性なのか、意匠性なのか、コストなのか、納期なのか・・・
お客様の本当の課題を理解したうえで、素材と加工を組み合わせた最適な方法を考える。
それが、「素材と加工で、課題を解決する会社」東京シンコーレザーの提案です。
これからも私たちは、素材の可能性と加工の可能性を掛け合わせ、お客様の「困った」を「出来た」に変えていきます。
ものづくりでお悩みの際には、ぜひ一度ご相談ください。
まだ仕様が決まっていなくても構いません。
「こんなものを作りたい」「ここがうまくいかない」という段階から、一緒に考える。
それが、東京シンコーレザーの考える「素材+加工」の提案です。

2026年10月07日(水)
活発な社内交流が自慢です
活発な社内交流が自慢です
今夏も暑い日が続きましたが、弊社では社員同士の親睦を深める機会として、8月上旬、毎年恒例の納涼会を開催しました。
当日はグループ会社であるモニック株式会社の社員も参加し、総勢70名が参加。
会場は開始前から和やかな雰囲気に包まれていました。
おいしい料理や飲み物を囲みながら、普段の業務ではなかなか話す機会のない社員同士も、会社・部署を越えて交流を深めました。



会の中盤には、景品抽選会を実施しました。
番号が読み上げられるたびに会場から歓声が上がり、大いに盛り上がり、会場全体が一体となって楽しめる時間となりました。

普段はそれぞれの業務に取り組んでいる社員が一堂に会し、仕事の話だけでなく、趣味やプライベートの話など、さまざまな話題で親睦を深めることができました。
納涼会を通じ、社員同士の距離がより近くなり、今後の密なコミュニケーションにも繋がる有意義な機会になったと感じています。
暑い夏を乗り切るための楽しいひとときとなった今回の納涼会。今回深まった交流を今後の業務に活かしながら、社員一丸となってより良い会社づくりに取り組んでいきたいと思います。

2026年09月07日(月)
既製品にはない、オリジナルな椅子・テーブルの魅力をご紹介
既製品にはない、オリジナルな椅子・テーブ…
私たちは、ビニールレザーをはじめカバン・バック等の袋物や既製品の家具など、幅広い分野をお取り扱いしています。
最近、『スペースが限られ、既製品の家具を設けようとするとデザインや値段で選択肢が限られてしまう』といったお声をよく耳にします。
例えば、飲食店やオフィスなどの休憩スペースにおいて使用する椅子やテーブルは、既製品では収まらないケースも散見されます。
「デザイン性はしっくりこないけど、スペース的にこの商品じゃなきゃダメだな・・・」
こんなお悩みをお持ちの方、いらっしゃいませんか?
解決策として弊社の強みである、『別注対応』をご紹介します。






「壁と壁の間に、隙間なく収まるような家具を探しているんだけど・・・」
この様なご要望に対して、実際にご訪問させていただき、寸法とを測り(=現調)、色味やデザインなどもご相談させていただき製作・取り付けをいたします。
『オーダーメイド』な家具は、この世に二つとない、唯一無二のモノであり、愛着もより増すものと思います。
ご興味がありましたら、まずは弊社までご相談ください。
ご満足いただけるご提案をさせていただきます。
寸法という制約 私たちは、ビニー… https://www.tky-sincol.co.jp/topics/post-1604/
2026年08月04日(火)
安定供給を支える商品部の取り組みについて
安定供給を支える商品部の取り組みについて
近年の中東情勢の悪化により、ナフサ価格が高騰、樹脂・化学系素材を中心に多くの原材料が値上がりしています。
OEM製品を扱う当社にとっても、この影響は避けられず、生産体制やコスト管理の見直しがこれまで以上に重要になっています。
さらに、ホルムズ海峡の閉鎖に伴い、海上輸送にも大きな影響が出ています。
オーシャンフレートは高騰し、船便の予約もこれまで以上に取りづらい状況が続いています。
物流の不安定化は、海外生産を行う企業にとって大きなリスクであり、納期管理や在庫調整にも細心の注意が求められます。

当社の商品部では、複数の海外協力工場と連携しながら生産を行っています。
それぞれの工場には異なる強みがあり、品質を重視した生産体制を持つ工場もあれば、コスト面で柔軟に対応できる工場もあります。
世界情勢が不安定な中でも、お客様に安定した品質と供給を届けるため、各工場の特性を活かしながら最適な生産体制を構築しています。
品質管理が徹底された工場では、安定した品質と信頼性を確保しながら生産を進めています。
一方で、コスト面での調整が必要な案件では、柔軟に対応してくれる工場と協力し、仕様変更や単価調整にも迅速に応じられる体制を整えています。
課題のある場面でも、現地スタッフとの密なコミュニケーションを通じて改善を重ね、より良い製品づくりに取り組んでいます。
世界情勢、原材料価格、物流環境の変動が続く中でも、 私たちは「品質・コスト・納期」のバランスを最適化し、お客様の理想を形にするための努力を続けています。
これからも、海外協力工場との協業を通じて、変化の大きい時代のものづくりを支えて参ります。
日々変化する世界情勢 近年の中東… https://www.tky-sincol.co.jp/topics/post-1585/
2026年06月26日(金)
生地におけるプリント加工技術について
生地におけるプリント加工技術について
バッグや雑貨に使われる生地には、様々な柄やデザインが施されています。
その表現を支えているのが、インクジェットプリントや手捺染(てなっせん)、転写プリントなどのプリント加工技術です。
インクジェットプリントとは、デジタルデータを直接生地へ出力するプリント加工技術です。

版を作成する必要がなく、プリンターからインクを噴射して柄を表現するため、写真表現やグラデーション、繊細なデザインなども細かく再現できる点が特徴です。
また、小ロット生産や多品種展開に対応しやすい点も大きなメリットです。
インクジェットプリントでは版の作成を必要とせず、データ変更のみで対応できるため、試作や短納期案件との相性にも優れています。

ブランドごとのオリジナル性が重視される現在の市場において、柔軟なデザイン対応が可能な加工方法として活用されています。
バッグや小物用素材のプリント加工において、さまざまな分野で採り入れられているのが「転写プリント」です。
スポーツ・アウトドア分野からファッション雑貨まで、多くの製品に活用されています。
転写プリントとは、一度専用の転写紙へデザインを印刷し、その後、熱と圧力を加えて生地へ柄を転写する加工方法です。主にポリエステル系素材との相性が良く、細かなデザインや写真表現、グラデーション柄なども比較的きれいに再現できる点が特徴です。
また、転写プリントも版を必要としないため、デザイン変更への対応がしやすく、小ロットや多品種生産にも適しています。
転写プリントは、加工時にインクが生地へ浸透するため、比較的自然な風合いに仕上がりやすい点もメリットです。
一方で、素材によっては加工適性に注意が必要です。特にポリエステル素材との相性は良好ですが、綿やPVC素材などでは別の加工方法が適している場合もあります。
また、使用環境によっては耐摩擦性や耐候性などの確認も重要になります。
プリント加工の中でも、古くから用いられている技法の一つが「手捺染(てなっせん)」です。
手捺染ならではの風合いや表現力は、今なお多くのモノづくりに活用されています。
手捺染とは、型を使用し、一色ずつ手作業でプリントを行う加工方法です。
スクリーン版の上からスキージと呼ばれるヘラを使い、インクを生地へ押し出して柄を表現していきます。

柄ごとに版を作成する必要がありますが、その分、発色が良く、しっかりとした色表現が可能になります。
ロゴ柄や幾何学模様、総柄デザインなど、バッグ生地においても幅広く採用されています。
特に色数が少なく、量産向けのデザインの場合は、安定した品質で加工できる点が大きなメリットです。
さらに、手捺染は素材に合わせてインクや加工条件を調整できるため、綿や帆布だけでなく、ポリエステルやPVCレザーなど、さまざまな素材に対応できるケースがあります。
一方で、多色柄の場合は版数が増えるため、準備工程やコストが大きくなる傾向があります。
近年ではインクジェットプリントなどのデジタル技術も拡大していますが、手捺染特有の質感や色の深み、量産時の安定感は依然として高く評価されています。

このように、素材特性とプリント技術を組み合わせることで、より高付加価値な製品づくりにつながっていきます。
弊社では、お客様のご要望をもとに、用途や素材に適したプリント方法をご提案しております。
プリント加工に関するご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
多様なプリント加工技術 バッグや… https://www.tky-sincol.co.jp/topics/post-1562/
2026年06月02日(火)
猛暑でも快適に座れる?熱くなりにくい合成皮革を開発!!
猛暑でも快適に座れる?熱くなりにくい合成…
夏の暑さは年々厳しくなっており、暑い時期が長くなっているように感じます。
世界的な気温上昇、いわゆる地球温暖化の影響により、日本でも猛暑日が増え、暮らしの快適性への関心が高まっています。
エアコンや断熱といった住環境の対策は広く知られていますが、意外と見落とされがちなのが「家具の体感温度」です。
特にソファは、長時間体に触れる家具であるため、素材によって座り心地が大きく左右されます。
特に合成皮革のソファを使用している方からは、「夏に座るとソファが熱い」「長時間座ると蒸れてしまう」といった声も少なくありません。
では、なぜ合成皮革は熱く感じやすいのでしょうか。

一般的な合成皮革は、布地の上にポリウレタン(PU)やPVCなどの樹脂をコーティングして作られています。
このコーティングによって汚れや水分に強く、お手入れがしやすいというメリットがあります。
そのため、家庭用ソファだけでなく、店舗や公共施設の家具など幅広い用途で使用されています。

しかしその一方で、表面の樹脂層は空気や湿気を通しにくいという特徴があります。
そのため、
・体温による熱がこもりやすい
・湿気が逃げにくく蒸れやすい
・日光が当たると表面温度が上がりやすい
といった理由から、夏場には「座ると熱い」と感じることがあります。
特に近年は猛暑日が増え、室内でも体感温度が高くなりやすいため、家具素材の快適性がこれまで以上に注目されるようになってきました。
こうした課題を解決するため、弊社では熱くなりにくい合成皮革素材の開発に取り組んできました。また、合皮本来のメリットである
・汚れに強い
・水拭きができる
・耐久性が高い
といった特性はそのままに、快適性を高めることを目指しました。

下図はビームランプによる温度上昇抑制試験データになります。

このような特徴から、近年では家具用途だけでなく、さまざまなシーンでの活用も検討されています。
例えば、山岳地帯の観光施設では、登山用リフトの座面への採用事例が生まれています。
屋外に設置される設備では、直射日光による温度上昇が大きな課題となりますが、熱くなりにくい素材は利用者の快適性向上につながります。

また最近では、
・アウトドア用クッション
・プールサイド用ソファ
・屋外施設のベンチ
などへの応用についても、多くの問い合わせをいただくようになりました。
屋内だけでなく、屋外環境でも快適に使用できる素材として、活用の可能性が広がっています。

これからの住環境では「変化していく環境への対応」がますます重要になっていくと考えられます。
その中で、家具素材も単にデザインや耐久性だけでなく、快適性といった視点も求められるようになっています。
熱くなりにくい合成皮革は、こうした時代のニーズに応える新しい素材の一つです。
ソファやクッションといった身近な家具の快適性を高めることで、より心地よい暮らしの空間づくりに貢献していきたいと考えています。
今後も、快適性と機能性を両立した素材開発を通じて、さまざまな生活シーンに新しい価値を提供していきます。

2026年04月27日(月)
生地だけで終わらない、モノづくりのパートナー
生地だけで終わらない、モノづくりのパート…
私たち東京シンコーレザーは、1956年の創業以来、合成皮革をメインとした生地を扱ってきた専門商社です。
合成皮革は見た目の美しさも重要ですが、用途や目的に合わせて耐久性、扱いやすさ、防炎や難燃性能なども考慮し、お客様に最適な生地をご提案しております。
これまで、飲食店の椅子張地・ホテルのソファ・商業施設の什器・オフィス家具など、さまざまな空間で使われる製品に携わってきました。
しかし、私たちの仕事は「生地を販売して終わり」ではありません。生地の特性を理解したうえで、その先の縫製加工まで見据えた提案ができることが、私たち東京シンコーレザーの強みです。
最近、社内にミシンを導入しました。その理由はとてもシンプルです。
「縫製品は試作を作らなければ話が進まない」
これまで何度もそう感じる場面がありました。
図面や言葉だけでは伝わらない厚み・縫い目の表情、曲線の見え方。
「この生地で、この仕様は可能か」
「仕上がりの雰囲気はどうなるのか」
といった問い合わせに対し、たたき台の試作が一つあるだけで打ち合わせのスピードも精度も大きく変わります。
特に合成皮革は、天然皮革とは異なる伸び方や縫い目の出方をします。カタログの写真だけでは判断できない「実物の手触り」や「縫製後の表情」を確認できることが、お客様の意思決定を後押しします。

協力会社に依頼すれば、もちろん高品質な縫製は可能です。
ただ、初期段階の確認やアイデア出しのフェーズでは「まずは形にした簡単な試作」をできるだけ早くお見せしたい。
そのために社内にミシンを常備し、簡単な試作や縫製テストを行える環境を整えました。
完璧な製品を作るためではなく、案件を前に進めるための試作を素早く用意する。
この小さな一手間が、結果的にお客様との認識のズレを減らし、手戻りを防ぎ、最終的な製品の完成度を高めることにつながると考えています。 試作があることで、
「この縫製ではコストが合わない」
「この生地では強度が足りない」
といった課題も早期に発見でき、仕様変更の判断もスムーズになります。
社内だけで完結させるのではなく、長年信頼関係を築いてきた協力工場と連携し、縫製案件に対応しています。
バッグや小物、資材用途など、生地ならではの特徴(クセ)を理解した工場だからこそ、安心した仕上がりが可能です。
「この生地は縫えるのか」
「どんな仕様が現実的か」
「縫い代はどのくらい必要か」
といった段階から相談できるのも、素材と加工の両方に関わっている弊社ならではと言えます。
生地の選定から試作、本生産まで、一貫してサポートできる体制を整えています。
生地は使われて初めて価値を持ちます。
私たちは合成皮革という素材を起点に、縫製・製品化までを見据えたサポートを行い、お客様のものづくりに寄り添う存在でありたいと考えています。
「生地の相談」から「縫製の依頼」まで、ワンストップで対応できることが、お客様の手間とコストの削減にもつながります。
生地のことなら、ぜひ私たちにご相談ください。
私たちの強み 私たち東京シンコー… https://www.tky-sincol.co.jp/topics/post-1534/
2026年03月25日(水)
PVCレザーのお手入れ方法について
PVCレザーのお手入れ方法について
私たち東京シンコーレザーでは長年にわたり「PVCレザー」を扱ってきましたが、2024年に制定された新しいJIS規格により、『革』『レザー』という用語の定義が制定されました。
これにより、『革』『レザー』という用語を、人工皮革・合成皮革・皮革繊維再生複合体以外の人工的な材料の名称に使用することは、JIS規格に適合しなくなりました。
JIS規格には法的強制力はありませんが、これに準じた場合は弊社の扱う塩化ビニール樹脂素材は「レザー」と呼べない事になってしまいます。
しかしながら、「ビニールレザー」という名称が非常に一般的で、業務をする上では他の言葉で言い換える事が難しい為、我々は今後もレザーの名称を使用することといたします。
その上で、改めて【本革】と【PVCレザー】の在り方を考えたいと思います。
革製品は、はるか昔から人類の生活に用いられ、丈夫でエイジングも楽しめるロングライフな素材です。皮を革製品として活用することは、脱炭素にもつながるエコでサステナブルなサイクルです。
一方、PVCレザーの原材料は塩素が60%以上を占め、石油由来が少なく、高い耐久性がある点において、環境に配慮された素材と言えます。また色や柄が豊富で、意匠性に優れた高付加価値素材です。本革と同様にインテリア、生活雑貨等に多く使用され、人々の生活には欠かせません。
以上からビニールレザーは本革を模した代用品ではなく、異なる用途・特徴を持ったまったく別の素材で、適材適所で使い分ける事によって補い合うべき関係だと考えます。
本革との大きな違いは、ビニールレザーは育てる事ができず、「経年劣化」してしまい、耐久性に劣る事があげられます。
前置きが長くなってしまいましたが、この劣化を遅らせる事で、弊社のPVCレザーの寿命をより延ばす事が可能となりますので、是非これから紹介するお手入れを実践してみて下さい。
PVCレザーの最大の敵は、ホコリと油分です。
1.定期的な乾拭き
柔らかい布で表面のホコリをさっと拭き取ってください。
ホコリがシボに溜まると、湿気と混ざって表面のベタつきの原因になります。
2.汚れたらすぐ拭く
撥水性に優れているので飲み物などをこぼした際は、拭き取ればほとんどの汚れは落ちます。
ネット検索やAIが教えてくれる方法に「中世洗剤」が必ず出てきますが、油汚れにたいしては「アルカリ性」洗剤を用いるのが一般的です。
その為、市販の洗剤の大半がアルカリ性です。
では中性洗剤とは具体的に何を指しているのでしょうか?

ドラッグストアで確認できたのは「ウタマロ」と「泡クリーナー」の2商品だけでした。
しかしながら、この商品しかビニールレザーのお手入れに使えないというわけではありません。
むしろ「アルカリ電解水」などの弱アルカリ性の合成洗剤もご使用いただけます。
1.固く絞って拭く
柔らかい布を濡らし、固く絞って洗剤をつけてから全体を拭きます。
2.水拭きで仕上げ
洗剤成分が残らないよう、別の布で水拭きします。
3.完全乾燥
最後に乾拭きをして、湿気を飛ばします。

下記の事象を避けることで、PVCレザーの寿命を延ばすことが出来ます。
1.直射日光・高温を避ける
表面が硬くなったり、ひび割れ(クラック)の原因になります。
2.有機溶剤(アルコール・除光液・シンナー)の使用を避ける
表面のツヤが消え、溶けてしまうことがあります。
3.ビニール製品との密着
「可塑剤(かそざい)移行」という現象で、色が移ったり癒着したりします。
PVCレザーは、神経質になりすぎず、汚れたらサッと拭くという「気軽な付き合い」が一番の長持ちの秘訣です。
日々の細かいお手入れを是非、実践していただきたいと思います。
「レザー」の定義について 私たち… https://www.tky-sincol.co.jp/topics/post-1521/
2026年02月24日(火)
家具のメンテナンスもお任せ下さい
家具のメンテナンスもお任せ下さい
近年、家具のメンテナンス作業のご相談・ご依頼を頂戴することが増加傾向にあります。
・飲食店舗
・ホテル関係
・オフィス
・マンションの共用部
・ショッピングモール
上記以外にも数多くの施設様よりご相談を頂いております。
今回は、特にご依頼を頂きます「張り替え」について、ご案内します。
張り替えとは、チェアやベンチシート等、布地やビニールレザーが張り込んである部分の生地を剥がし、新しい生地に張り替える作業を指します。
単に生地を張り替えるだけではなく、座り心地や張り上りが良くなるよう、張り替える際にウレタンの交換や補充をすることもあります。
作業方法は主に2通りあります。
①製品をお預かりし、工場で作業をしてご納品する
②直接、現場で作業をする
作業方法や納期に関しては施主様とお打ち合わせをして決定します。
飲食店舗やショッピングモールでは、閉店後の夜間作業や開店前の早朝作業で対応することもあります。

オフィスでは土曜日や日曜日に対応することが多く、
・作業条件
・製品の形状
・生地の金額
その他の条件も鑑み、お値段等のご相談をさせていただきます。

弊社では、張り替えの数量や規模に応じ、レンタル製品のご提案等も行っています。
お客様のご状況を踏まえると共に、ご要望に応じて様々なご提案・お見積りの対応をしておりますので、お気軽にご相談ください。
これからもメンテナンスの仕上がりにご満足いただけるよう、精進して参ります。
ご相談件数の増加 近年、家具のメ… https://www.tky-sincol.co.jp/topics/post-1501/
2026年01月29日(木)
椅子の生地が破れた?!そんな際の応急処置アイテムをご紹介
椅子の生地が破れた?!そんな際の応急処置…
イスやソファを使用していると、いつの間にか生地が破れてしまっている・・・そのような経験はないでしょうか?
そのまま放置しておくと、みるみる破れている範囲が広がり、見た目も悪くなる上に中身の素材にも影響が出てくる可能性があります。
今回は、その様な際にお使いいただける応急処置アイテム『リペア―S』をご紹介します。
リペアーSは合成皮革(PVCレザー)の小さな損傷の応急補修用シートとして開発された『軟質アクリル系粘着フィルム』です。
無色半透明で軟質の合成皮革になじみやすく、表面にはつや消し処理を施しているので手触り感もサラリとしています。
強力な粘着剤を使用しており凹凸のある表皮に対しても表面にプライマー処理を施すことにより、接着面をさらにはがれにくくすることが可能です。
水に強く、接着剤による黒ずみもありません。

・Aタイプ
290mm×200mm
・Cタイプ
97mm×200mm プライマー剤1個付き
どちらも取り扱い説明書付きなので、初めて手に取る方にも安心して手軽にご利用いただけます。
(Cタイプにはプライマー剤の説明書も付属します)
【長所について】
・シール状になっているので誰でも、簡単に使用できます
・強力な粘着剤により、はがれにくいです
・シートが透明なのでどの様な色の合成皮革にも対応できます
・長期にわたり使用しても粘着剤による黒ずみが出ません
・セルフカットなので補修部分の大きさに合わせて使用が可能です
【短所について】
・厚みがあるので、補修部分が目立ちやすいです
・布地には接着しにくいです
いかがでしたでしょうか?
弊社では合成皮革の販売だけでなく、合成皮革に関連する様々な商品をお取り扱いしています。
こんな商品はある?こんな商品は作れたりする?等々、お気軽にお問合せください!
破れが広がっていく恐怖 イスやソ… https://www.tky-sincol.co.jp/topics/post-1492/
2026年01月14日(水)