生地だけで終わらない、モノづくりのパートナー

コラム
2026.03.25
更新日:2026.03.25

私たちの強み

私たち東京シンコーレザーは、1956年の創業以来、合成皮革をメインとした生地を扱ってきた専門商社です。

合成皮革は見た目の美しさも重要ですが、用途や目的に合わせて耐久性、扱いやすさ、防炎や難燃性能なども考慮し、お客様に最適な生地をご提案しております。

これまで、飲食店の椅子張地・ホテルのソファ・商業施設の什器・オフィス家具など、さまざまな空間で使われる製品に携わってきました。

しかし、私たちの仕事は「生地を販売して終わり」ではありません。生地の特性を理解したうえで、その先の縫製加工まで見据えた提案ができることが、私たち東京シンコーレザーの強みです。

「手触り」や「縫製後の表情」を確認するために

最近、社内にミシンを導入しました。その理由はとてもシンプルです。

「縫製品は試作を作らなければ話が進まない」

これまで何度もそう感じる場面がありました。

図面や言葉だけでは伝わらない厚み・縫い目の表情、曲線の見え方。

「この生地で、この仕様は可能か」

「仕上がりの雰囲気はどうなるのか」

といった問い合わせに対し、たたき台の試作が一つあるだけで打ち合わせのスピードも精度も大きく変わります。

特に合成皮革は、天然皮革とは異なる伸び方や縫い目の出方をします。カタログの写真だけでは判断できない「実物の手触り」や「縫製後の表情」を確認できることが、お客様の意思決定を後押しします。

スピード感を伴うために

協力会社に依頼すれば、もちろん高品質な縫製は可能です。

ただ、初期段階の確認やアイデア出しのフェーズでは「まずは形にした簡単な試作」をできるだけ早くお見せしたい。

そのために社内にミシンを常備し、簡単な試作や縫製テストを行える環境を整えました。

完璧な製品を作るためではなく、案件を前に進めるための試作を素早く用意する。

この小さな一手間が、結果的にお客様との認識のズレを減らし、手戻りを防ぎ、最終的な製品の完成度を高めることにつながると考えています。 試作があることで、

「この縫製ではコストが合わない」

「この生地では強度が足りない」

といった課題も早期に発見でき、仕様変更の判断もスムーズになります。

協力工場との連携による縫製加工

社内だけで完結させるのではなく、長年信頼関係を築いてきた協力工場と連携し、縫製案件に対応しています。

バッグや小物、資材用途など、生地ならではの特徴(クセ)を理解した工場だからこそ、安心した仕上がりが可能です。

「この生地は縫えるのか」

「どんな仕様が現実的か」

「縫い代はどのくらい必要か」

といった段階から相談できるのも、素材と加工の両方に関わっている弊社ならではと言えます。

生地の選定から試作、本生産まで、一貫してサポートできる体制を整えています。

素材から製品へ

生地は使われて初めて価値を持ちます。

私たちは合成皮革という素材を起点に、縫製・製品化までを見据えたサポートを行い、お客様のものづくりに寄り添う存在でありたいと考えています。

「生地の相談」から「縫製の依頼」まで、ワンストップで対応できることが、お客様の手間とコストの削減にもつながります。

生地のことなら、ぜひ私たちにご相談ください。